親知らずの抜歯

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こんなお悩みはありませんか?

  • 親知らずの周りの歯茎が腫れて痛み、頬も熱を持っている
  • 親知らずが半分しか生えておらず、歯茎が時々痛む
  • 他の歯科医院で「抜歯は難しい」と言われた
  • 親知らずが斜めに生えていて、隣の健康な歯を押している
  • 親知らずの周辺が磨きにくく、口臭が気になるようになった
  • 親知らずに虫歯ができてしまい、奥歯全体が痛む

など

親知らずとは

親知らずの抜歯 前歯から数えて8番目の歯を「親知らず」と言い、10代後半以降に生えてくることが多いです。最大で上下左右4本あるものの、人によっては1本も生えない場合もあります。
親知らずの厄介な点は、周囲の歯を押して歯並びや噛み合わせを乱したり、ブラシが届かず、炎症を起こしたりするなど、トラブルの原因になりやすいことです。必ずしも抜く必要はありませんが、歯並びの乱れや痛みなどを引き起こしている、あるいは将来その可能性がある場合には、抜歯を検討します。
新潟県新発田市の星野歯科医院では、複雑な症例のために他院で抜歯を断られた方も、積極的に受け入れていきたいと考えています。腫れや痛み、後遺症などに配慮しながら、親知らずのお悩みにお応えします。

親知らずは抜いたほうが良い?

親知らずが生えているからと言って、必ず抜かなければいけないわけではありません。親知らずを残しておき、将来、入れ歯やブリッジの土台として使ったり、失った歯の代わりに移植したりする方法もあります。

一方で、スペースがないところに無理やり生えてきた親知らずは、その時点では問題がなくてもいずれ悪影響を及ぼす可能性が高くなります。痛くなってからでは抜歯が難しいこともあるので、予防的に抜いておくことも選択肢の1つです。

抜歯をおすすめするケース

  • 親知らずの周囲の歯茎に腫れや痛みがある
  • 親知らずが半分だけ生えている
  • 親知らずが横向きに生えて、歯並びに影響している
  • 親知らずが虫歯になっている
  • 親知らずの手前の歯(第二大臼歯)が虫歯になっている
  • 親知らずによって歯茎や頬が傷つけられている
  • レントゲンで親知らずのまわりに黒い影がある

など

抜歯が必要ないケース

  • 親知らずが真っすぐ生えて、噛み合っている
  • 骨に完全に覆われて埋まっている
  • 矯正治療やブリッジの支え、移植のドナーとして使える見込みがある

など

親知らずの抜歯の流れ

STEP01

検査・診断

検査を行い、親知らずの位置や状態、周囲の神経や骨との関係を詳しく確認します。この検査結果をもとに、抜歯の必要性や難易度を判断します。
当院では、安全な抜歯のためにこの工程を特に重視しています。

STEP02

治療計画の説明

検査結果をもとに、抜歯が必要な理由や治療方法、想定されるリスクなどをわかりやすくご説明します。疑問点や不安なことがあれば、遠慮なくお尋ねください。

STEP03

麻酔

痛みを感じないよう、局所麻酔を行います。表面麻酔を併用し、注射の痛みも軽減しています。

STEP04

抜歯処置

親知らずの状態によっては、歯茎を切開したり、歯を分割したりする場合があります。できるだけ負担の少ない方法で、丁寧に抜歯を行います。

STEP05

縫合と止血

歯茎を縫合して、止血を確認します。ガーゼを噛んでいただき、しっかりと止血を行います。

STEP06

術後の説明

抜歯後の過ごし方や注意点について説明します。痛み止めなどのお薬もお渡しします。腫れや痛みを最小限に抑えるためのアドバイスもさせていただきます。

STEP07

経過観察

抜糸や経過確認のため再度ご来院いただきます。傷の治り具合を確認し、必要に応じて追加の処置を行います。

親知らずの抜歯の合併症について

親知らずを抜くことで、次のような合併症が起こる可能性があります。合併症について、術前にしっかりご説明させていただきますので、ご不安な点はどうぞ遠慮なくお尋ねください。

痛みや腫れ

抜歯後、一時的に痛みや腫れが出ることがあります。特に下の歯のほうが腫れやすいと言われています。基本的には処方する痛み止めで対応可能で、通常は数日から1週間程度で治まります。

感覚麻痺

親知らずの位置によっては、手術によって神経を傷つけてしまい、感覚麻痺が起こることがあります。検査を行い、親知らずと神経の位置関係を把握したうえで、手術に伴うリスクについてご説明いたします。

上顎洞穿孔

鼻につながる上顎洞と呼ばれる空洞が、親知らずの抜歯部分とつながってしまうことがあります。これを上顎洞穿孔と言います。

3週間ほどで自然に塞がることがほとんどですが、つながったままの場合は口から鼻に水が漏れたり、上顎洞炎を起こしたりする可能性があります。